雪が帰って来てから、雪をこの上なくかわいがくりまくっておりました。
雪がいない間は外を見て鳴いたりしていた蛍ですが、多分雪帰宅後の愛情の均衡の崩れを、激しく感じ取っていたのだと思います。
雪が落とした網戸は補強してあったのですが、今朝六時頃、弟が、
「蛍が外に出た!」
と。
慌てて起きると、弟が開けた居間の窓から、ぴょん、と外に出ていました。
「出てっちゃうからね、出てくからね私」
みたいな顔して、じっと私を見ています。
「出てくの? 出てってやってけるの? 内弁慶なあんたが」
語り掛けると蛍はじっと考え込んで、ひょいっと居間に戻ってきました。
しょうがないので、撫でくり回しました。
蛍は頭がいいんです。
網戸が外れた途端、何処までも駆け抜けて行った雪と双子だとはとても思えない……。
双子はなるべく平等にかわいがりたい。
それがなかなか難しいのです。
- 2013/08/24(土) 11:01:10|
- 日記
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