GWと言っても中日の平日だったのですが、二年ぶりにKスタ宮城に楽天×日ハム戦を観に行きました。
Kスタでの試合は、本当に楽しいです。オーロラビジョンをふんだんに使う演出や、チアガール。勝ったら花火も上がります。
しかし、私と友人が行った五月一日は生憎の雨の予報でした。Kスタには屋根がない。
私は友人より早く仙台に着いて、ホテルのフロントのお姉さんに聞いてみました。
「野球観に来たんですけど、雨降りますか? 試合やるでしょうか?」
そんなこと聞かれても困るよなと思いながら尋ねると、彼女ははっきりと答えました。
「雨は降ったり止んだりします。でも試合はやります」
そのとき既に小雨がちらついていたので、本当だろうかと思いながら楽天のポンチョを買いました。後から着いた友人に、
「雨は降ったり止んだりするけど、試合はやるって」
そのまま伝えました。
気温は、三月下旬並み。私達は球場に着いて、すぐにポンチョを着ました。
これが。
「ああ、やっぱり降り出したね……中止かなー」
と、いうくらい降ったかと思えば、
「あ、止んだ! 良かったー!」
そう浮かれるくらい、きっぱり止んだり。
「あれ? また降って来た」
本降りだなというくらいまた降ったり、
「でももう止んだんじゃ?」
と、いうくらい止んだり。
本当にホテルのフロントのお姉さんの言った通り、
「雨は降ったり止んだりしたけど試合はやった!」
と、途中でおかしくなってきて、目茶苦茶寒いのに友達と爆笑してしまいました。
気象庁は彼女を雇ったらいいと思う。もはや予報ではなく、予言の域でした。
楽天はまーくんの登板で、ホームで勝って念願の白い風船も飛ばせました。
球場を出た私達がどんだけ浮かれていたのか、
「今日の試合の感想を!」
と、テレビの方にインタビューされました。
翌日、友人と会津若松で漆器を選んでいたら、私達がどんだけはしゃいでいたのか、
「その漆器を選んだ理由を!」
と、テレビの方にインタビューされました。
GWを満喫した次第です。
「Wings6月号」発売中です。「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく」連載中です。今回は、「若気の至りの話」です。
そしてこの号から、獣木野生先生の「パーム」最終章「TASK」の連載がスタートしています。特別付録の「プチ パーム・ブック」に、僭越ながら寄稿させて頂きました。
私も「パーム」の最終章を、リアルタイムで追いかけます。
- 2013/05/06(月) 18:35:41|
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