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菅野彰

菅野彰の日記です

「おんばさま/WINGS2月号、28日頃発売」

 WINGS2月号、「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく」連載中です。今回は、「あした咲く花-新島八重の生きた日々-」を書いている時の、私の錯乱ぶりを赤裸々に綴ってみました。

 昨日は女友達と二人で、クリスマスしゃぶしゃぶをしました。クリスマスイブのしゃぶしゃぶ屋さんは空いていると知りました。いいの楽しかったの。

 友人、M子の実家では、先日お姉さんの三人目の赤ちゃんが生まれたばかり。
「おんばさまって知ってる? うちの地元だけの風習なのかな」
 彼女は言いました。彼女と私は、住んでいる町が違います。
「知らない」
「安産のお参りに行くんだけど、おんばさまが、生まれてくる子が男の子か女の子か占ってくれるの。蝋燭に火を点けて、火が真っ直ぐになったら男の子。揺れたら女の子。お姉ちゃんが安産祈願に行った時に、火が揺れて」
 それで彼女は、行けなかったおばあさまに、
「おんばさまに行ったら、火がこうなってね」
 と、手を揺らして火の様子を示したら、
「ああ、じゃあ女の子だな」
 そう、おばあさまがおっしゃったそうです。
 やはり行けなかったおばさまに、
「火がこうなってね」
 と、手を揺らしたら、
「ああ、じゃあ女の子だね」
 と、言われたと。
「みんな知ってるんだねえ」
 なんだか素敵なことだなと、しみじみ聞いてしまいました。

 そんな彼女の、先日の選挙の折、小泉純一郎の息子、小泉進次郎が会津に遊説に来たときの話です。
 私の地元でも進次郎は演説をしていて、田舎なのでテレビに出てる人が居るだけで結構人が集まりました。その後進次郎は、友人の勤め先の近くに行ったらしく、彼女は同僚に、
「おい、小泉の息子来てるぞ」
 と、言われて、
「え!? 孝太郎!?」
 そう喜び勇んで出て行こうとしたら同僚に止められて、頭に手を翳され、
「おまえの頭はあったけえなあ。ああ、あったけえ」
 と、有り難がられたそうです。

 私はこの間彼女が、萩尾望都の「11人いる!」を読んだことがないというので、
「え? あの不朽の名作を読んだことがないの!?」
 驚いて貸そうとしたら見当たらないので、新しく文庫を買いました。梱包が過剰だと良いながらいつでもあまぞんさんにお願いしてしまう私の元へ、翌日届けられた包みを開けたら、文庫版「11人いる!」の帯に、
「不朽の名作」
 と、書いてあって、私は一文筆業としての己の表現力の限界を感じて、その場で筆をばっきり折りました。
 今、折れた筆でこの日記を書いてします。

 おんばさまに「女の子」と占われた男の子が先日無事生まれて、友人が昨日素敵な写真を見せてくれたので、許可を得て上げさせて貰います。
 本当に小さいね。


手
  1. 2012/12/25(火) 12:50:10|
  2. 日記