私の荷物は、無闇矢鱈に重いです。
よく、
「何が入ってるの?」
と、尋ねられますが、私にとって必要のない物は何一つ入っていません。
でも昨日Twitterで呟きましたが、友達が、
「ネイルのトップコートが欲しい」
と、言うので、
「あるよ」
と、鞄から出したら、
「なんで鞄に入ってんの?」
酷く驚かれて、
「長女だから」
と、答えたら、
「だからいつも鞄重いんだよ。言っとくけどそれ欠点だかんね!」
そう言いながら彼女は、私のトップコート塗ってました。
ええ、欠点なんですだって荷物が重すぎる。
このツイートに、
「鞄が重いのは、長女だからなんですね。納得しました」
と、リプライをいくつか頂いたので、いや出典は私ではないのです、という日記です。
吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」という漫画の中の一コマで、そういうシーンがあったのです。私はこの漫画が好きなので、入手可能だったら読んでみてください。
もう一つ、この間蠍のことを考えていて(星がきれいだったので)、ふと、思い出したエピソードがあります。
蠍が川を渡らなければならないことになって、亀だか蛙だかが、
「刺さないならば、乗せてあげるよ」
そう言って乗せてくれるのだけれど、もう少しで岸に着くというところで、蠍は乗せてくれた者を刺してしまいます。
「何故だい? 君もおぼれ死ぬのに」
そう刺された者が蠍に尋ねると、
「しょうがない、だって自分は蠍なのだから」
と、答えるという、業を語る寓話のような話なのですが。
今検索したら、出典は色々で、インドだったりイソップだったりと書かれていました。
でも私はなんだかこの寓話を、吉田秋生の漫画で読んだような気がしてならないのですが。「BANANA FISH」かな? 気のせい?
最近やっと、なんでも人に聞く前に検索しようとしているのですが、この間ある推理物のことを検索していたら、ヤフー知恵袋的な物を開いてしまい、
「質問。犯人は誰ですか?」
「ベストアンサー。誰々です。理由はこうこうです」
と、書かれているのをうっかりと読んでしまい、そりゃないよあんた……と何処の誰とも知らない人を恨んでみました。
ヤフー知恵袋と言えば、夏が始まった頃にエアコンのリモコンがなくて、
「エアコンのリモコンがねー」
と、ツイートしたら、
「隣の熊さんがねー」
的な落語が始まるのかと思いました、と言われながらもその方が、
「ヤカンの首にリボンを」
と、おっしゃるので、全く意味がわからずネットで検索しました。
すると、多分イギリスの失せ物探しのおまじないでティーポットにリボンを結ぶ行為が、日本ではそうなったのだろうとわかったのですが、その時に、
「質問。CDが見つかりません。どうしたらいいですか?」
と、いうヤフー知恵袋を開いてしまい、驚いたのは、
「ヤカンの首にリボンを」
が、ベストアンサーに選ばれていたことでした。
リボン結んだら、CDが出て来たんですね。
おまじないもバカにはできません。
- 2012/08/21(火) 18:01:55|
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