一昨日お迎えのお墓参りに行きました。
父のお墓の前で親戚二十人くらいになった時に従姉が、
「靴下が左右違うのはオシャレなのか」
と、私に言い、足元を見たら、左足が黒のボーダーで右足が紫の水玉でした。慌てて両足脱ぎました。何故履く時気づかなかったのだ。
子ども達に、
「Nちゃん(私)のパパどんなパパだったの?」
と、尋ねられて久しぶりに父のことを考えました。
「学校の先生だったんだよ」
他にもいろいろ思い出したけれど、それだけ、教えました。
じいちゃんとばあちゃんと、若くして亡くなったじいちゃんの弟、大叔父のお墓参りもしました。
大叔父は、口減らしで陸軍中野学校に行き、憲兵になって、終戦後B級戦犯として処刑されました。
大人になって叔父が、処刑される前に大叔父が書いた遺書を読ませてくれました。
「今日も神父様が来て下さった。神に召される日を待つのみだ」
大叔父は死刑判決を受けてからキリスト教の洗礼を受け短い時間を祈り、処刑されたのです。
子どもの頃私がおもちゃの十字架のペンダントをつけていたら、じいちゃんが見たこともないくらい怒ったことを、その遺書を読んだ時に思い出しました。
- 2012/08/15(水) 11:33:46|
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