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菅野彰

菅野彰の日記です

「尾籠な話」

 雪がまたちょっと詰まってるなあと昨日の夜気づいて、今日朝一で病院に連れて行きました。
 一番最初の酷かったときは、入院して浣腸して便を掻き出して貰ったのですが、最近は細かく見張っているので、
「やばい!」
 と、思ったら、すぐに病院に行きます。
 先生にお腹を激しく揉まれて済む日もありますが、今日は浣腸をして貰って急いで連れて帰りました。帰ったらドバッとトイレでしたので、昨日気がついて良かったと思いました。これが固くなると、掻き出して貰うので雪が不憫だし、そこまで気がつかないと先生に私が目茶苦茶怒られます。
 正直ただでさえ凹んでいるところを怒られて更に凹みますが、動物は物が言えないのに気づいてやらないとは何事だという先生のお気持ちなので、甘んじてひたすら怒られます。
 そんな先生も凹むということを、今日知りました。
 雪が今日、病院で「シャー!」と、吹きました。普段は雪はあんまり吹いたりしません。でも最近は病院に連れて行こうとすると、車の中でものすごい鳴きます。前は車に乗せても鳴きませんでした。
「雪、ものすごいバカなんですけど、さすがに病院のことを覚えたみたいです」
 雪が吹いたときに言ったら、先生が、
「動物は、みんな病院のことは覚えます。私のことも忘れません……」
 と、肩を落としてらっしゃいました。
 動物がきっと大好きだから獣医さんになったのに、動物たちに毎日嫌われて、先生悲しいんだなと思いました。
 アンビバレンツなお仕事です。

 ここからは人間の尾籠な話。
 公共の場でこんなことを言うのもどうかと思いますが、私、多分、膀胱が大きいんだと思います。ちゃんと調べたことはないんですが、私の予想では、750mlくらい入る気がします。
 ちょっと前に月夜野と電車に乗っていてお手洗いの話になり、私がそう言いました。
「私、膀胱大きいと思うんだよね。ちゃんと調べたことないんだけど」
 言い出したのは私です。悪いのは私かも知れません。
 月夜野が、
「なんで?」
 と、尋ね返して来ました。
 電車はそこそこ混んでいて、周りに乗客がいました。
 私は、人に聞かれても困らない言い方を模索していたのですが月夜野が、
「ああ、放尿時間が長いんだ?」
 辺り憚らない声で、言いました。
 私が周囲の乗客なら、
「今日電車で、放尿時間が長い女を見た」
 と、家で話すと思います。
 私がその、長い女です。

 先日の、「ご苦労様」の日記に、様々コメントやメールを頂きました。私が思っていた以上に、「ご苦労様」は、人の心に良くも悪くも触れる言葉なのだなと感じました。
 使う人の心持ちと、場面だな、とも思いました。
 ただ頂いたコメントやメールを読んで、私は、やはり使わないことにしますと、思いました。使わない一番大きな理由は、身近なところで弟が使われるのが嫌だと言うからですが。
 私は、という話です。
 お気持ちがあって受け取る側の方にそれが伝わるなら、それはご自身の判断で使われたら良いのではないかと、僭越ながら思う次第です。
  1. 2012/08/01(水) 13:37:19|
  2. 日記