菅野彰

菅野彰の日記です

「夜を走り抜ける」作画・湖水きよ先生/enigmaにて連載中(書き下ろし漫画原作)

「夜を走り抜ける」「enigma」にて不定期連載中。20~21号、23号、25号に現在4話二掲載されています。バックナンバーも読めます。
 作画・湖水きよ先生
 なかなかに根性が悪そうな美術商如月晴生(28)受けの、若手彫塑家与謝野虎一(25)攻めの、美術ものBL。
 美術の話を書くのが好きだ。

 久しぶりの漫画原作書き下ろしで、書いている途中で気づいたのですが、BLの漫画原作を書き下ろすのは初めてでした。
 私は漫画原作デビューで、漫画原作を書き下ろすのは大好きです。
 漫画がすごく好きだから。自分の書いた話がそのまま漫画になるなんて、こんな楽しいことあるかなという気持ちで楽しくやってます。
 依頼をいただいたとき、少し悩みました。漫画原作の肝は漫画家と原作者の親和性の高さだと思っているので、湖水先生とは友人ですが作品の親和性は高くないと思って。彼女が自分で切るネームは、とても私には切れないものです。割れた鏡で刺さるみたいな、すごいネームを切る。近いものを渡そうとしてもとても及ばないし、かといって私のフィールドと思うところに彼女を合わせさせるのも彼女の良さが生きないしと、かなり悩みました。
 でもこの物語が出て来て、湖水先生と私の持ち味が両方生きるかもしれないと、やらせていただきました。

 彫塑家の制作物や美術品など、小物を描くのが大変で申し訳ないとか色々考えたけれど杞憂でした。
 虎一の創る彫塑は私はイメージしか書いていないのですが、想像以上のものを描いてくださっています。
 何より、最初に悩んだ作風の親和性の低さみたいなものは、とてもよく作用したと私は嬉しく思っています。
 ここで晴生笑うんだ、でもその方がすごくいいとか。
 そんな素敵な意外さで私は引き込まれて読んでいます。
 これはどの漫画原作を書き下ろすときも必ずそうしているのですが、最終回までお渡ししておるのであとは楽しく読むだけです。
 同じ気持ちで、読んでいただけたら嬉しいです。
 是非!
  1. 2017/05/01(月) 21:05:45|
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