菅野彰

菅野彰の日記です

「いたいけな彼氏」(徳間書店キャラ文庫)3/26発売

 「いたいけな彼氏」3/26発売です。
 大学のコミュ障新入生×大学四年生の、年下攻めです。私の一人年下攻めフェア、とりあえずいったん終了の一冊。
 湖水きよ先生がそれは美しい挿画をくださっています。こちらです。

 いつもの私はいつもの私なのですが、ちょっと違うところがあると書いてから気づきました。
 主人公の四年生が、いわゆる一つのビッチ受けです。当社比ですよ! 私の受けはだいたい初物だと、この間BL雑誌のアンケートに答えて気づきました。主人公には元彼もいるし、出て来ます。そういう話なのでそういう人なのですが、苦手な方もいるかと思いお知らせ。
 そしてこの本は多分、私が過去書いた商業BL小説の中で最も濡れ場回数が多く、私にしては割とちゃんと書いている。これも当社比ですが。
 どうした。何か目覚めたか。
 ええそうなんです(すぐ自分と対話する)。この小説の本編を雑誌に書いているときに、初めて気づいたんですが。
 誰とどんな気持ちでするかで、セックスってその時々変わるんだなと思い、二人の気持ちの変化とともにそれぞれのセックスをちゃんと書いてみたらそれは楽しかった。
 え? 何十年その仕事してんの。今気づいたのそれ。
 と、言われるだろう告白をしてみました。
 自分の書いたものに対価を払っていただいたらいつでも胸を張らないとと思っていましたが、正直に言うと濡れ場だけはちょっと、
「なんかいつも似たような感じでごめんよ。つまらんだろう私の書く濡れ場。すまん」
 みたいに思うことがたまにあって、なので朝チュンも多いのです。
 今回の物語の本編を一年半くらい前に書いたときに、
「なるほど、そんときそんとき変わるのだな」
 と突然気づいたので、それ以降に書いたものはそのときどきの状況に合わせて割とちゃんと書いてます。当社比だよ……。
 最新作の「小説ディアプラス ハル」に書いた「色悪作家と校正者の不貞」では、この攻めきっちりする人だろうなと思い、初めて念者と念弟のやり方を調べて熟読して書いた。
 え? 何十年その仕事してんの。こないだ調べたのそれ。
 すまん。こないだ調べた。
 今でも基本、BLの濡れ場は、私はですがファンタジーでいいとは思っています。それは、これ読んで参考にして実行する人ほぼいないだろうと思うからなんですが。なので書く人読む人が楽しいのが一番なんじゃないかなと、私は思っています。
 色悪作家は、たまたま勉強して実行するタイプのキャラクターだったので、私も勉強して書きました。

 そんな訳で私には気づきの1冊です。
 書き下ろしも50ページくらいかな? あります。雑誌の、その後の二人。
 当て馬書くの大好きなので、当て馬登場人物二人楽しく書いて、その二人はまた書きたいなといつもの気持ち。

 楽しんでいただけますように。
 よろしくお願いします。
  1. 2016/04/22(金) 05:11:52|
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