菅野彰

菅野彰の日記です

「成仏する気はないですか?」(キャラ文庫)/「小説Chara vol.36」に続編「成仏してはみたのの」掲載

 また新刊だな。
 また読んでくださいな。この間の新刊と違って、こちらには絶賛花粉が飛んでいた。
 タイトルから花粉が飛んでるでございましょう。

 これは珍しく最初から、
「ラブコメください」
 というオーダーをいただいたので、
「じゃあ幽霊お渡ししやしょう」
 という感じでお渡ししました。幽霊、三角関係、片思い、法律、銀行、横領、そして未亡人BL!
 未亡人BLだよ。
 表紙に三人いるのは、かなり前に出していただいたやはりホラーBL「恐怖のダーリン♡」以来です。あれはゾンビBLでした。
 大丈夫怖くない。私はホラー映画観られない。
 ならなんで書くのだ。
 書くのは好きだ。
 表紙の真ん中にいる優が、私としてはかつてなく可愛くなったんでないのと思っているので可愛がってくださったら嬉しいです。
 発売中の、
「小説Chara vol.36」
 に続編、「成仏してはみたのの」が掲載されています。
 こちらにはイラストをくださった田丸マミタ先生の、このキャラクターたちの美しいポスター、そして描き下ろし扉がついております。
 すごいかっこいい。
 雑誌は売り切れたら再版はないので、是非入手してやってください。

 幽霊はともかく法律は、去年ちょっときっかけがあって法律そのものについて考えるようになりました。
 真面目に考え始めたのは去年なので色々拙いかと思いますが、キャラクターを生かしていたらいいな。
 法律のことを考え始めていたところに丁度二十七歳女子と仲良くなって、呑んでるときに受験の話になりまして。そうとう勉強したんだなと何気なく、
「何学部?」
 って訊いたら、
「法学部。法の番人よ♡」
 とプリキュアみたいなポーズを取られて爆笑したんだけど、その後気になることは彼女に聞いてみたり、その中に初めて知ることもあったり、今回も色々質問に答えてくれてたくさん教えてもらった。
 自分の考えと現実のズレや甘さもすっと教えてもらえて、若い友人に感謝の一冊となりました。
 知らないことわからないことまだまだたくさんですが、身近な人にこうして自分の持ってなかった部分を分けて貰えるのは嬉しいことです。ありがたいよ!
 できればまた書きたい人たちになったので、その機会が巡ることを願いながらもうちょっと勉強します。

 楽しく萌えて読んでくれたら、それ以上に嬉しいことはない。
 読んでやってください!
  1. 2017/05/26(金) 20:47:15|
  2. 告知

「おまえが望む世界の終わりは」(ディアプラス文庫)5/10発売(協力書店特典SSあり)

 まずは、特典協力書店さんのお知らせです。
 とても美しい草間さかえ先生のポストカードや、私の特典ショートストーリーがついて参ります。ショートストーリーは、かわいい話を書きました。読んでいただけたら嬉しいです。
「おまえが望む世界の終わりは」特典情報

 映画の特殊効果スタッフ孔太(25)✕俳優兼映画監督佳人(31)の物語。
 孔太は男とつきあうとかマジ考えたこともないノンケ。佳人はノンケで年下の男なんか真っ平ゴメンのゲイです。どうやってつきあうんだ。

 なんていうか、とても大切に書きました。
 須磨子がツイートしてくれてたけど、「ザ! 私!」みたいなタイトルです。
 でも中身は、今までとはもしかしたら少し違うかもしれない。
 書きたいことを書いて、いつも「楽しく書きました」と嘘のない気持ちを言っていますが、これは「大切に書きました」という感じです。
 書き終わってしばらくぼんやりしました。書きたいな、書かなきゃ、と強く思うことの中の一つを書いた。
 これは本当の気持ちなので、どうかまっすぐ聞いていただけたらと願うことなのですが。
 私は、という話です。他の作家さんは関係ないよ。私の話。
 私は、どのジャンルも気持ちは同じ気持ちで書いてます。BLも、ライトノベルも、時代小説も、一般小説も、漫画原作も、戯曲も、全部同じ気持ちです。
 もちろんそれぞれにルールはあるので、そのルールは守るけど。
 BLも、ファンタジーだとは私は思ってないです。異性の物語だけど、人間の話だし。その定義でいうのなら、私には全てのフィクションはファンタジーになる。
 だから全部ファンタジーか、BLもファンタジーでないのか。それはどっちでも良くて、全部同じ気持ちで書いていますと、言いたいのはそこだけです。切り替えとか難しいし。ライトだったりちょっと踏み込んだりそれは色々だけど、どれも書くときの向き合い方は一緒です。
 という、もしかしたらわがままなのかも知れない部分が少し強くなってしまった本かもしれません。
 BLはとても好きなので、片思いじゃないといいなとずっと思ってます。まだ書いていきたい。
 時々、こんな話も書けたらいいなと思ってます。時々。
 読んでいただけたら幸いです。
 寄り添ってもらえたらもっと嬉しい。
 よろしくお願いします。
  1. 2017/05/01(月) 21:29:48|
  2. 告知

「夜を走り抜ける」作画・湖水きよ先生/enigmaにて連載中(書き下ろし漫画原作)

「夜を走り抜ける」「enigma」にて不定期連載中。20~21号に現在二回掲載されています。バックナンバーも読めます。
 作画・湖水きよ先生
 なかなかに根性が悪そうな美術商如月晴生(28)受けの、若手彫塑家与謝野虎一(25)攻めの、美術ものBL。
 美術の話を書くのが好きだ。

 久しぶりの漫画原作書き下ろしで、書いている途中で気づいたのですが、BLの漫画原作を書き下ろすのは初めてでした。
 私は漫画原作デビューで、漫画原作を書き下ろすのは大好きです。
 漫画がすごく好きだから。自分の書いた話がそのまま漫画になるなんて、こんな楽しいことあるかなという気持ちで楽しくやってます。
 依頼をいただいたとき、少し悩みました。漫画原作の肝は漫画家と原作者の親和性の高さだと思っているので、湖水先生とは友人ですが作品の親和性は高くないと思って。彼女が自分で切るネームは、とても私には切れないものです。割れた鏡で刺さるみたいな、すごいネームを切る。近いものを渡そうとしてもとても及ばないし、かといって私のフィールドと思うところに彼女を合わせさせるのも彼女の良さが生きないしと、かなり悩みました。
 でもこの物語が出て来て、湖水先生と私の持ち味が両方生きるかもしれないと、やらせていただきました。

 彫塑家の制作物や美術品など、小物を描くのが大変で申し訳ないとか色々考えたけれど杞憂でした。
 虎一の創る彫塑は私はイメージしか書いていないのですが、想像以上のものを描いてくださっています。
 何より、最初に悩んだ作風の親和性の低さみたいなものは、とてもよく作用したと私は嬉しく思っています。
 ここで晴生笑うんだ、でもその方がすごくいいとか。
 そんな素敵な意外さで私は引き込まれて読んでいます。
 これはどの漫画原作を書き下ろすときも必ずそうしているのですが、最終回までお渡ししておるのであとは楽しく読むだけです。
 同じ気持ちで、読んでいただけたら嬉しいです。
 是非!
  1. 2017/05/01(月) 21:05:45|
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