え? 今? このタイトル?
いやいやでも新年一発目の日記なので、言わせてください。
あけましておめでとうございます。昨年中は本当にお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
元旦のことなのですが、正月時代劇を家族で見ておりまして。そういうシーンがあったので私が、
「犯人は現場に帰るよね」
と、呟きました。
そうしましたら弟が、
「○○○を爆破した俺のように?」
そう、元旦から申しまして。
ご存知でしょうか? 覚えてますでしょうか?
「海馬が耳から駆けてゆく1」(新書館)。懐かしの一巻。文庫になってるから良かったら読んでね、そんな遠い昔の一巻に、「実は弟は人間だった、という話」という回が収録されています。
そのとき書いているのですが、当時の実家の近所で、とある公共施設が深夜に軽く爆発したことがございました。
私は当時、まさかこんな身近に犯人がいるとは思わずに過ごしていたのですが、あるとき戯れに弟に、
「今まででした一番悪いことは何?」
と、尋ねたところ、
「○○○を爆破してしまったこと」
との答えが返ってきて、今か今かと時効を待っておりました。自首させなくて本当にすみません。私もまだ若輩者だったのです。どうかどうかお許しください。
忘れた頃に弟が元旦から、その話をした訳です。
告白されたとき私は本当に肝を冷やしたので(エッセイに書いたけど)、そのときは詳しくは聞かなかったのですが、今年の元旦は聞きました。
「どうやって爆破したの?」
「あれは不幸な事故だった……」
聞くとそれは、複数犯での、過失であったことが判明致しました。
とは言え弟は克明に、そのときのことを語った次第です。深く反省もしておりました。
「でも翌日、やっぱり現場に行ったよ。俺も」
「犯人は現場に帰るんだねえ……」
他に言葉もなく、私は正月時代劇に戻ろうと致しました。
すると、黙って一部始終を聞いていた母が、しみじみと弟に言いました。
「今まで逮捕されないでくれてありがとう」
それが、実家の元旦の会話。
今年の私は家族の過失を償うために、社会に貢献する所存です!!
先日、市長選がありました。選挙があると、出たくなります。御輿には乗るタイプです。お祭りは大好きです。
「私の市政」
友達に市政演説をしておりましたら友人が途中でぶったぎり、
「あのね、受からないから。絶対」
と、一刀両断。
社会に貢献する所存だったのに……。
選挙には出なかったので、今年も去年くらい小説が書けたらいいなと思っています。
エッセイも書きたい。
どうかよろしくお願いします。
- 2014/01/29(水) 19:58:08|
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