菅野彰

菅野彰の日記です

「子どもたちは制服を脱いで 毎日晴天!13」/「小説Chara vol.35」11月発売 シリーズ刊行物まとめ

「子どもたちは制服を脱いで 毎日晴天!13」 11月26日発売
 三年ぶりになってしまいました。「毎日晴天!」シリーズの新刊が11月に発売になります。今年の「Chara原画展」で、展示色紙に今年中に新刊を出しますと誓ったので、誓いが果たせて良かった。400ページ超えるようです。楽しんでいただけますように。
 タイトル通り、新章に入るような感じなのでこれを機会に「子供」を「子ども」と開きました。「子供は止まらない 毎日晴天!2」からずっと気になっていたのですが今更という気持ちでそのままにしてきました。制服を脱いだこともあり今回からこの表記にさせていただきます。これはこれという理由はなく、好みの問題なので開かせてください。
 私はもう二宮悦巳先生の美しいカラーを見てしまった。早くお見せしたい。
 次巻はそれほどお待たせせずに出せたらと思っています。よろしくお願いします。

 新刊発行に伴い、2012年から再開させていただいたこのシリーズの著作物を、遡る形で纏めます。もう入手できない物も入っていますが、四年の間にこれだけ書いたよということで。一つ一つ思い入れもあるので少し内容に触れさせてください。

「子どもたちは制服を脱いで 毎日晴天!13」 2016年11月26日発売
収録作品
「どこでも晴天!」
「はじめての二人旅」
「卒業」
「子どもたちは制服を脱いで」
「大人たちのひと夜」
 タイトル通り、新しい生活に身を置いた真弓と勇太、そして家族たちの物語です。
「紙本と電子の違いについて」
 今回初めて紙本と電子版が同時発売になって、私も把握が行き届かずきちんとした告知ができなくて申し訳ありませんでした。
 紙本と電子の違いは、まず電子にはカバー以外のイラストが一切ありません。代わりに、電子限定SS、本編の翌日の3カップルと丈の「それぞれの朝」が入っております。
 よろしくお願いします。
「私だけが気にしてる裏話」
 そして発売日が過ぎたので、裏話というか後書きに書こうと思っていて書くのを忘れた話です。
 どうでもいい話かもしれないのですが私が気になる!
 新キャラ八角優悟の身長は、相方の大越忠孝と同じく180センチ超えです。
「俺は大越より五キロ体重が足りない」
 という台詞が出てくるのですが、これは最初十キロでした。
 野球を観る人には納得だと思うのですが、たとえば阿部慎之助は180cmで97キロ、坂本勇人は186センチで83キロ(両方巨人だということに他意はないよ! ダルとか背が高いから!)。野球選手だと筋肉付けたい人付けない派の人でこのくらい普通に体重差があるので10キロと書いたのですが、
「八角が極端に華奢だという誤解を招きかねない……」
 という懸念から五キロにしました。
 本当は気持ち10キロ差です。大越が筋肉がつきやすくて鍛えている人なのです。
 そして八角は、
「俺はバッティングマシーンでも130キロを超えると当たらなくなる」
 と言っていますが、これは最初150キロでした。
 150キロは甲子園などで記録される球速なので、そりゃ当たらないだろうと思われるかもしれないということで130キロに直したのですが、実はバッティングマシーンの150キロなら私でも当てることはできます。打ち返せないけど当てられる。130キロが当たらなかったら八角は相当できないことになる! とここは最後まで迷いましたが、150キロのままだと「普通当たらないでしょう」となりやすいのではという意見多く直しました。
 八角はそこまでできなくないんだ本当は! という私のみが気になったポイント裏話でした。
 そして昨日再読して、いつか何処かで「ウオタツの花嫁」という話を書いてやらんとあかん……と思いました。
 裏話でした。

「小説Chara vol.35」 2016年11月22日発売
「竜頭町夏祭りの夜はいつも大変」収録
 長めの中編で、時制的には13巻の二ヶ月後くらいになるので13巻を先に読んでいただけたら嬉しいですが、これだけでも読めるかと思います。
 13巻にちらと話だけ出てくる、秀の教育実習の回想なども入ります。
 オールキャラ+新キャラです。

「Chara全員サービス 小冊子」 2016年11月発送
「竜頭町三丁目の夏休み」収録
 勇太と真弓が高三の夏休み。達也や龍も居合わせての、みんなでどっか行こうかというオールキャラです。

「Chara バースデーフェア小冊子」 2016年6月発行
「次男はすっごく教えたい」収録
 レポートに苦しむ勇太と達也に、明信が「冷戦とは」を教えようとする短編。この辺りから、1巻から明信が持っていた本来の強さみたいなものを私も思い出せた気がしますがコメディです。
 一応オールキャラです。

「花屋の二階で 新装版」 2015年11月発行
 二宮悦巳先生によるコミカライズの最終刊です。本当に美しいカラーとお別れするのは寂しかったけれど、来月13巻でまた二宮先生の絵に会えます。
 私は「次男の恋人」という、物語後の、明信の少し意外かもしれない高校時代を絡めた短編を書きました。

「小説Chara vol.33」 2015年11月発行
「どこでも晴天!」(漫画・二宮悦巳先生)
「夢のころ、夢の町にて。」
「SF作家は何度でも家出する」小説二本収録
 以前書いた短編「どこでも晴天!」を二宮先生が漫画にしてくださっています。コミカライズが終了しているので、今のところこの漫画が何かに収録されるという想像がつかないので、お手元にあれば是非。
 小説一本目は、大河と秀とで、勇太と秀が暮らしていた京都を旅行する短編です。「夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11」と繋がっている話なので、よかったらそちらも合わせて読んでやってください。
 二本目はいつもの、仕事を挟んでの大河と秀の大喧嘩コメディです。

「Chara Collection 2015」 2015年11月発行
「おまえのおらん俺」収録
 AGF発行の、厚い本です。勇太の物語を書きました。

「Chara全員サービス小冊子」 2015年11月発行
「女子会プラン男子会プラン」収録
 受けチーム攻めチームに分かれてのわちゃわちゃコメディ。

「Chara バースデーフェア小冊子」 2015年6月発行
「次男の誕生日を探して」収録
 初めての、登場人物の誕生日もののような気がします。明信の誕生日の、龍との短編。

「いそがないで 新装版」 2015年5月発行
「いそいでください」収録
 雨樋直せちゃう大河がかっこいい秀の短編。

「子供の言い分 新装版」 2014年12月発行
「うちの子の言い分」収録
 本編の後始末編を書き下ろしました。

「小説Chara vol.31」 2014年11月発行
「はじめての二人旅」収録
 二人旅をするのは勇太と秀。お留守番は大河と真弓。そんな話です。13巻に収録されます。

「チルドレンズ・タイム 新装版」 2014年8月発行
「バレンタインの夜に」(漫画・二宮悦巳先生)
「どちらさまにもバレンタイン」収録
 二宮先生の短編漫画の原作を書かせていただきました。御幸がステキ。
 私はそれぞれのバレンタイの短編を書き下ろしました。

「Chara 全員サービス小冊子」 2014年11月発行
「竜頭町三丁目に大雪の降る」収録
 大雪が降って、うっかり二人きりになれた大河と秀でございました。

「Chara バースデーフェア小冊子」 2014年6月発行
「花屋と次男は七歳差」
実は意外と年の差カップルの、龍と明信でした。
こう考えると龍は本当に罪深い。

「子供は止まらない 新装版」 2014年3月発行
「初めてのクリスマス」収録
 勇太と真弓の初めてのクリスマス。そして秀と勇太の今までのクリスマスの短編。
 二宮先生が随所にかわいい漫画を描いてくださっています。

「花屋の店番 毎日晴天!12」 2013年11月発行
「花屋の店番」
「子供はわかっちゃくれない」
「大人のおつかい」三本収録。
 久しぶりの文庫の新刊となりました。三カップルそれぞれの中編集です。

「暴風注意!」
 12巻の初回特典SSです。明信と勇太が浮気したのかと真弓が暴風になる短編。

「毎日晴天! 新装版」 2013年11月発行
「僕らがまだ知らなかった未来」収録
 これは今も入手可能な本で、このシリーズの一冊目に当たるということもありますが、書き下ろした短編をもし未読なら読んでいただけたら嬉しいです。
 大河と秀がどんな高校時代を過ごしていたか。二人の原点的な短編です。

「小説Chara vol.29」 2013年11月発行
「どこでも晴天!」収録
 大河と秀が、真弓と勇太の高校に三者面談に行くものの……という短編。13巻に入ります。

「夜空も晴天!」 2013年11月発行
 スターターセット特典小冊子。龍と明信の短編です。

「Chara Novels Collection 2013」 2013年11月発行
「次男の意外なモテ事情」
 過去の巻に出て来た、明信の大学のゼミの先輩男性が、眼鏡を割ってしまった明信を送り届けるとそこには家族と龍がいて。みたいな話。

「Chara 全員サービス小冊子」 2012年11月発行
「エゴマのゴマはゴマじゃない」収録
 秀がいやいや大河におつかいを頼んだものの、頼んでもいないエゴマ豚を買って来て大喧嘩になる所帯じみた話。

 長くお休みしていた「毎日晴天!」でしたが、再開はこの全員サービスからでした。
 少しずつ高いハードルを跳ばせていただくような感じで短編をいくつも書いて、13巻は本編は長い書き下ろしになります。
 もうしばらく、おつきあいいただけたら本当に嬉しいです。 
  1. 2016/11/18(金) 15:01:20|
  2. 毎日晴天!

「花屋の二階で 新装版」(キャラコミックス)/「小説Chara vol.33」(徳間書店)/「毎日晴天!」シリーズについて

 今日は「小説Chara vol.33」の発売日です。
 Twitterで「毎日晴天!」シリーズについて諸々呟きましたが、ツイートは流れてしまうではないかと気づいたので十一月の発行物だけでも日記にまとめます。 本当は2012年の全員サービスから再開したこのシリーズの、その後書き下ろしたものを全てまとめたいのですが、それはまた後ほど。とりあえず「毎日晴天!」のカテゴリーを作りましたので、この記事にある「毎日晴天!」というリンクをクリックしていただけると過去作品の告知も出てくる筈です。そしていざそれをしてみると、私は日記で全てを告知していないことに気づかざるを得ません。申し訳ありません。Twitterの告知だけになっていたものもあるようです。本当にごめんなさい。
 今月の発行物についてを先に、「毎日晴天!」についての諸々については後に書きます。

「小説Chara vol.33」11/21発行
 二宮悦巳先生が、「どこでも晴天!」という漫画を描き下ろしてくださっています。以前「小説Chara vol.29」にこの小説を書かせていただいたときに、とても二宮先生の描いた大河と秀のスーツ姿が見たかったのでリクエストしました。本当に素敵な漫画です。そしてほぼ全員が出て来ます。ほぼに漏れたのは丈でございます。ウオタツもおります。
 残念ながらコミカライズが終了しています。今後この二宮先生の漫画が何かの単行本に入る可能性は今のところ想像がつかないので、是非雑誌をお求めください。
 これからは二宮先生のこのシリーズに関するイラストは、私が文庫を出せたときに見ていただけるかと思います。それを大きな楽しみに、私もこの先を頑張ります。
 そして私の小説は、一本目は「SF作家は何度でも家出する」を書き下ろしました。コメディです。龍もウオタツも出て来ます。というか何故かこの二人が大活躍です。とても楽しく書きました。楽しいよ! こちらは可能であれば「明日晴れても 毎日晴天!10」を復習してみてください。その直後の達也になります。
 二本目は、「夢のころ、夢のまちにて。」を書き下ろしました。大切な話になりました。「夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11」にしか出てこない登場人物が突然出てくるので、良かったら復習してください。「僕らがもう大人だとしても 毎日晴天!7」も読んでいただけると、なお復習になるかと思います。
 楽しんでいただけますように。
 よろしくお願いします。

「花屋の二階で 新装版」(キャラコミックス)11/25発行
 二宮先生によるコミカライズの、最終巻になります。
 寂しいですが、とてもきれいな素敵な本です。毎回カバーを彩る美しい花が、楽しみでした。
 二宮先生、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
 私はコメントと、短編小説「次男の恋人」を書き下ろさせていただきました。明信の意外かもしれない一面が書けた気がしています。
 楽しんでいただけると思います。
 よろしくお願いします。

「Chara Collection 2015」(AGF販売物)12/1通販受付開始
 AGFで販売された分厚い本が、通販されます。
 こちらには私は、勇太と真弓の話というか、ほぼ勇太の話「おまえのおらん俺」を書き下ろさせていただきました。
 通販サイトはこちらになります。
 シリアス寄りです。
 私にはとても思い入れのある、勇太の物語になりました。

「Chara全員サービス」近日発送
 すみません。これはもう入手が間に合わないものかと思われます。
 ここ四年、全員サービスには毎回「毎日晴天!」シリーズを書き下ろしています。
 今回は「女子会プラン男子会プラン」。
 右チーム左チームに分かれての、コメディです。
 お手元に届くことを、願っております。

 今月の発行物については以上です。
 ここからは私の「毎日晴天!」シリーズについての、個人的な話です。
 あ、その前に具体的な話を一つ。
 ドラマCDが、全員サービスを含めて7枚出ています。現在も購入可能なものもあります。版元のムービックか、Amazonなどでお求めください。
 「毎日晴天!5 竜頭町三丁目帯刀家の迷惑な日常」と、「毎日晴天! 番外編 君が段取りをする時間 (Chara全員サービスなのでこれは入手不可能です)」は私の完全書き下ろしで本編にはないサイドストーリーです。短編小説の書き下ろしもついています。
 ドラマCDについては、突然7枚目で止まってしまい続きを望んでくださる方の声も聞くのですが、実はレーベル自体がなくなってしまいました。私も残念ですが、7枚目から随分時間も経って、今後このキャストさん全員に集まっていただくのは不可能なのではと私個人としては思っています。もしかしたらお願いしたら引き受けてくださるかもしれませんが、みなさんかなりのご活躍です。それを影ながら拝見したいと思います。
 私は全員のキャストさんにとても感謝していますが、ツイートしたので一つだけ裏話のようなものを。
 ドラマCDが発売されることになったときに、もちろんそれはとても嬉しかったのですが、何もかもを担当さんに全てお任せしました。傍から見ると、ラジオドラマの脚本なども書いているのでこれは意外かもしれませんが、多分私はそんなには声優さんに詳しくないです。今も、お仕事をさせていただいた方の他は、かなり有名な方しかわからないです。大変失礼な話で申し訳ないことなのですが。すみません以下の話の前提として必要なので、私事情を語りました。
 そんな訳で、担当さんにキャスティングは全て委ねました。大河役には、制作サイドからは主にアニメで有名な声優さんが候補に挙がっていました。その声優さんのファンの方がきっと買ってくださるだろうという、アニメ漫画業界ではかなり手堅い私も知っている方で、私はその方で充分ありがたいと思っていました。
 担当さんから別の声優さんのボイスサンプルが送られていて、申し訳ないのですが日々の忙しさからなかなか聞けずにいました。担当さんに「早く聞いて欲しい」と言われて、何故だろうと思いながら聞きました。その声優さんは、当時海外ドラマや洋画の吹き替えを主にやってらっしゃって洋画では主演もしてらっしゃいましたが、アニメの仕事はまだほとんどなさっていませんでした。アニメや漫画の購買層からはやはり遠く、制作サイドは二の足を踏む、そういう条件の方でした。当時の話です。
 ボイスサンプルを聞いて、担当さんが一刻も早くそれを聞いて欲しいと私を急かした意味を、すぐに知りました。受け取ってすぐに聞かなかったことを、本当に後悔しました。
 その声を聞いたら、もう他の方は全く考えられない。大河そのものの声が、そこにはありました。
 それが7枚、大河を演じてくださった方です。
 現在はアニメ業界でも大人気の方です。
 私はその頃の仕事の範囲を外れているのに引き受けてくださったその声優さんにも、彼を全力で推してくださった担当さんにも、今でも感謝しています。
 ドラマCDにレギュラーで出てくださっていた声優さんたちは、それはもしかしたら当然のことなのかもしれませんが、みなさん原作小説をきちんと読んでくださっていました。まだCD化が決まっていない先の巻まで読んで、そのときどんな風に自分の役を演じたいか語ってくださったことも覚えています。
 そういうドラマCDでした。機会があれば、是非聞いてみてください。
 そしてこのときのことも含めて、担当さんには、それだけこのシリーズを愛してくださっているんだという感謝がいつでも絶えません。
 2008年の小説Charaに「花屋の店番」を書いて以来、2012年発行のChara全員サービスに「エゴマのゴマはゴマじゃない」を書くまで四年、「毎日晴天!」を一切書いていませんでした。
 その四年間、担当さんは月に一度欠かさず電話をくださいました。
 今考えると、あり得ないことだと思います。他の小説も書いていませんでした。毎月必ず電話をくださって、
「どうですか?」
 と、激しく急かすでもなく、四年間電話を掛け続けてくださったのです。
 それはもちろん、このシリーズを愛してくださったみなさんのおかげでもあります。もちろんそのことには、大きく感謝しています。四年の間も、手紙やメールという形でその声は私に届いていました。本当にありがとう。
 それでもやはり、担当さんの熱意にはただただ、心から感謝せずにはいられません。
 こうしてまた竜頭町の人々を定期的に書かせていただいてる今、いずれはきちんと終わらせなければと思う一方で、久しぶりに彼らを書くのが楽しくて仕方がなくて、もう少し書かせて欲しいと思っている私がいます。
 そんな喜びも、関わってくださっているみなさまのおかげです。
 改めまして、本当にありがとうございます。
 もうしばらく、おつきあいいただけましたら幸いです。  
  1. 2015/11/21(土) 14:04:50|
  2. 毎日晴天!

「1秒先のふたり」(キャラ文庫)/「いそがないで。 新装版」(キャラコミックス)/「Wings6月号」(新書館)

 4/25に、全編書き下ろしの徳間書店キャラ文庫「1秒先のふたり」が、発売になります。ものすごくスポーツBLなパッケージですが、中身はいつもの私です。とても好きな話が書けました。読んでいただけたら、本当に嬉しいです。
 新藤まゆり先生が、とても大人なイラストを描いてくださいました。

 同じく4/25に、徳間書店キャラコミックス「いそがないで。 新装版」が、発売になります。私は、文庫の発行当時ものすごくたくさん言われた言葉をタイトルにして、短編を書き下ろさせていただきました。「いそいでください。」です。
 二宮悦巳先生の漫画はもちろん、新装版ならではのお花のカバーがとても美しいです。
 是非、お手にとってやってくださいませ。

 4/28には、「Wings6月号」が発売になります。「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく」連載中です。
 月夜野亮にウエディングドレスを着せて、八十人でパーティしました。後編です。
 南野ましろが楽しいイラストで盛り上げてくれています。

 ゴールデンウィークのお供に、よろしくお願いします。
  1. 2015/04/24(金) 13:00:10|
  2. 毎日晴天!

「正月気分からの脱却」

 昨年中は、お運びありがとうございました。
 もう一月も半分終わろうとしていますが、今年もよろしくお願いいたします。
 大晦日に大掃除の途中で、「ごめんね青春」を、見始めてしまった私、家族と年越しはしたものの、大掃除をしないで年を跨ぎました。
 元旦も「ごめんね青春」を見て、ようやく二日に駅伝観ながら大掃除。
 年越しのけじめって、すごく大事だと知る。
 そのまま私は、大晦日気分も正月気分も抜けてない。
 お仕事もとろとろしてましたが、いかんな! と、新年の抱負を語りたいと思います。
 今年の汚れ今年のうちに!
 2015年は、必ずこれを守りたいと思います。

 そして、「適当」を、直そうと思います。
 年末に、友達とごはんを食べていて、私がいつものごとくなんか適当なことを、M子に言ったようです。内容は覚えていません。
 するとM子が、
「なんでそうやっていつも適当なこと言うの!?」
 と、怒りました。
 それを見ていたN子が、
「この人、誰にでも適当よ。M子にだけ適当なんじゃないのよ。みんなに適当なの。意外と平等な人よ」
 と、私を……庇い、庇い? 誉め……誉めた? これ。
 斯様に、N子の話術に己の適当さを思い知ったので、そこを直す。
 もうWEBエッセイのレシピにも、「適宜」とか書かない。
 会津「呑んだくれ屋」開店準備中、こつこつと更新中ですので、読んでやってね。

 2014年は、後半雑誌がばたばた出ています。
「Wings2月号」では、「帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく」にて、十年ぶりの大幹事友人の誕生日にウエディングドレスを着せる、の前編を書きました。南野ましろのイラストが本当に愉快です。

「小説ディアプラス フユ号」では、「小さな君の、腕に抱かれて」を書かせていただきました。私の一人年下攻め特集の中で、一番年が離れてる二人。木下けい子先生のイラストにとても助けられました。ミニミニインタビューもしていただいて、この号は私がペーパーお当番なのでよろしくお願いします。

「小説Chara vol.31」、「毎日晴天!」シリーズ「はじめての二人旅」と、「結婚しようといわれても」を書きました。「毎日晴天!」は、単行本派の方にも読んでいただけたら嬉しいです。「結婚しようといわれても」も、とても楽しく書きました。乃一ミクロ先生のカラーがとても素敵です。

そして単行本、「子供の言い分 新装版」も発売中です。二宮悦巳先生のカラーが、毎回とても素敵です。こちらには、「うちの子の言い分」を書き下ろしています。二宮先生の巻末蛇足もとても楽しい。秀が貼りまくった貼り紙の顛末話です。

今年は諸々、文庫や単行本を出せたらなと思いつつ、今日からもう正月のことは忘れる!
そんな誓いの、日記でした。
重ねて今年も、よろしくお願いいたします。
  1. 2015/01/14(水) 14:38:42|
  2. 毎日晴天!

「子どもにモテまして」/「小説Chara」「子供の言い分 新装版」発売中

 先日母が三回目の手術入院をしまして(計画的な外科的手術なので元気です)、入院中病院に通っていました。
 夜病院に行ったときに、入院病棟のラウンジで母と話をしていたら、
「ぶーん!」
 と、男児が私と母が座っていたソファの背から、真ん中に飛び込んで来ました。
「どうした僕。誰かのお見舞い?」
「おじいちゃん!」
 尋ねると男児は、元気に答えました。
「飽きちゃった? お見舞い」
 そう聞くと首を横に振って、離れていきました。
 母とまた話し始めると、今度は私の耳元に手が突き出て、彼は指を鳴らし始めました。
「いくつ? 何年生?」
「六歳! 一年生!」
「元気だね。得意な科目は何?」
「体育!」
「そんな感じだねー」
 と、しばらく一年生男児と話していると、女性と男の子が、廊下を歩いて行きました。
 すると男児は、
「置いて行かないでー!」
 そう慌てて走って行きました。
 多分しょっちゅういなくなるのでしょう。お母さんとお兄ちゃんは、彼がいないことに慣れている。
 その突然の弱気な「置いて行かないでー!」に爆笑しながら、「バイバイ」しました。
 すると母が、
「あんた久しぶりにモテたわね」
 と、言いました。
 なので、モテたにカウントしておきます。


 ツイートしたのですが、昨日はスーパーで五歳ぐらいの男児と交流しました。
「スーパーで、見ず知らずの五歳くらいの男児がクリスマスのお菓子の山を目の前で崩して、一緒に積み直していたら店員さんが飛んで来て、「すみません積み方が悪かったですお怪我はないですか?!」と、謝罪され、男児何も語らず、「いえ崩してすみません」と、私が謝り、赤の他人だと言えないまま帰宅。」
 このようにツイートしたのですが、140字で私の気持ちがイマイチ伝わらなかったらしく、友達に、
「災難だったね」
 と、言われたので、いや、私これ楽しかったんですと改めて日記。
 パトカーの形の箱にお菓子が入っているおもちゃが大量に崩れ落ちたのですが、店員さんが気づかなかったので、男児に「大丈夫?」と、声を掛けました。
「触ったただけなんだよ」
 男児は私に訴えたのですが、積み直そうとしたらまた崩れたので、本当にそうだったんだなと思いました。これは私と男児で積むのは無理だなと思って、
「お店の人にお願いしようか? お店の人呼んでもいい?」
 と、訊いたら頷いたので、
「すみません! おもちゃ崩れちゃったんですけど!」
 そう店員さんに声を掛けました。
 そしたら店員さんが飛んで来て、
「すみません積み方が悪かったですお怪我はないですか!?」
 と、慌ててらっしゃったので、責めたみたいになってしまったなと思って、
「崩してすみませんでした」
 と、謝りました。
 男児は黙っていたのですが、とにかくこのおもちゃが盛大に崩れたので、怖かったんだと思います。崩れたのも怖かったし、大人に怒られると思ったのかと。
「申し訳ありません。こちらでやりますので」
 そう店員さんに言われたので、
「ありがとうございます」
 と、男児とその場を一緒に離れて、そのまま別れました。
 私、間違いなくあの子のお母さんだと思われてるけど、「赤の他人なんです」と、言えるタイミングが何処にもなかった。
 おかしくなってしまって、笑いながらスーパーを出ました。
 実は私は、特にすごく子ども好きという訳でもありません。
 でもたまにこんな感じで、子どもと出会えると、ありがたいなと思います。
 育てる苦労はこんな、「ちょっと楽しかった」なんてものではすまないだろうから、子どもが元気でいる姿を見せてもらえるだけで嬉しいことです。
 って、なんかすごいいい人みたいなこと書いてますけど、自分で子育てしたことのないいい大人としては、個人的にはそういう気持ちです。
 Twitterのリプで、お子さんを持たれている方から「ありがとうございます」と言われたので、特に苦労もせんといっとき楽しい思いをさせていただいただけですと、言いたかったんだけど140字では無理なのでこちらで長々と書きました。
 更に言えば、私は子どもの頃ちょろちょろちょろちょろいなくなる子どもで、よく迷子になって知らない大人に保護されました。
 そんな子どもだったので、もらった恩はキャッチアンドリリース。

 諸々発売中についてはまた後日書きますね。
 よろしくお願いします。
  1. 2014/11/29(土) 23:53:59|
  2. 毎日晴天!
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