「小さな君の、腕に抱かれて」(新書館ディアプラス文庫)に登場する、峰崎俊司と雪森巴の十年後の一幕です。
特典ペーパー「さよならの行方」で書かせていただいたアイルランド・フェスタから十年後になりますが、ペーパーを読んでいなくても本編を読んでいただいていればわかる内容にはなっているかと思います。
そもそも本編を読んでいない方は意味がわからないかもしれませんが、短いので良かったら慰みに読んでやってください。
私はWEBで小説を公開するのが多分初めてで、担当さんに仕事外のことをさせて申し訳なかったのですが目を通していただきました。
いつの間にか、担当さんが読んでいない小説を公開することに怯える小心な作家に育っておりました。
本当にですね、小説をパスワードもつけずにWEBに置くのは私には全裸気分なんですが、みなさまに意見を募ったところ、
「全裸になったらいいと思います」
と言っていただき、まっぱになります。
小説の方がね、私はなんか恥ずかしいんだよね。
何故初めてWEBで小説を公開することになったかというと、何処にも行き場のない話を不意に書きたくなって書いてしまったからです。
おつきあいいただけましたら幸いです。
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- 2016/03/23(水) 22:16:27|
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